健康ブームで数年前から注目されているDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)は、高度不飽和脂肪酸と呼ばれる脂肪の成分。これらはコレステロール値を下げたり、血液の流れを正常に保つ働きがあり生活習慣病の予防にも役立つとされています。特にDHAは脳の働きや視力にも関係しており、学習機能の向上、老人性痴呆症の防止に効果があると多くの研究成果が発表されています。青魚にはこの2つがたくさん含まれ、もちろん脂がのったこの時期のさんまには、皮や内臓にまでDHAとEPAがたっぷりと含まれています。
この諺は、秋になると安くて美味しいサンマが食卓に並び庶民の健康状態が良くなると、按摩師の仕事が減るという意味ですが、サンマの栄養がいかに優れているかがわかります。事実脂ののった旬のサンマには、DHAやEPAの他にもバランス良く栄養素が含まれています(下記参照)。特にカルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDが多く含まれていることから、カルシウム不足の日本人には打ってつけの魚と言えます。
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餌は使わず、光に集まる習性を利用して夜に行われるサンマ漁。魚群探知機などでサンマの群れを見つけたら集魚灯を点けて群れのほうへ進みサンマを集めます。充分に集まったところで端から順に明かりを消し網のほうへサンマを誘導。網の上に集まったところで赤い光をつけ、サンマがこの光に気をとられている間に網をたぐり寄せフィッシュポンプで船の魚倉に汲み上げます。 この漁法だとサンマが網に絡まってキズつくことなく、効率良く獲ることができるのだそうです。実はサンマは光の中でも特に赤を好むそうですが、この習性サンマだけではなさそうですよね。ちなみに産卵が近いサンマは光に寄ってこないので獲ることが出来ないそうです。
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