きょうも歯科医はゆく。
アメリカの歯科事情
日本とアメリカの比較
末年始は、ニュ−ヨークに行ってきました。
やっぱり寒かったですね。
そして、かっこいいニュ−ヨーカ−がたくさん・・・っでなく、アメリカの田舎?からの観光客で、混んでいました。
カントダウンで有名なタイムズ・スクウェアに大晦日に行こうと思いましたが、なんと6時間前に行ってないとはいれないとか・・・・
あの寒さの中で、トイレもがまんして6時間では、あきらめました。

ころでアメリカの歯科事情の話ですが・・・
日本のような健康保険がありません。
公的な医療保険制度がなく、民間の保険会社が請け負っているようですが加入率は低いようです。

療費は、どうでしょうか?
たとえば、奥の歯に大きなむし歯ができて、神経をとり、金属をかぶせる治療で比較しましょう。

本では、保険治療は点数が決まっています。
神経の治療で、初診料・検査・レントゲンなどいろいろかかりますが、約2万円。かぶせる治療は、約1万5千円。合計で約3万5千円。でも健康保険ですので、3割の約1万ちょっととなります。

メリカでは、専門医であれば神経の処置は1根管で1,500ドルと聞きました。奥の歯は3根管ですので、4,500ドルもかかります。金属をかぶせるとなるとあと1,000ドルはかかるでしょう。アメリカでは、歯の根の治療は、とっても高いのです。インプラントより高いので、神経をとる治療より、歯を抜いてインプラント治療をする傾向があるようです。

う考えると日本の医療制度は、患者さんにとってはいいようですが・・・いろいろ問題があります。
その問題は、また別の機会に。
<2008.1.23>

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