まず、高学歴な人とそうでない人の差が極端になってきた。特に、高校の中途退学者が増えてきた気がする。でも、以前から散見はしていたのだが、高卒の方の出身高校に実際に「卒業したかどうか?」を照会すると、意外に中途退学者が多い。つまり虚偽の記載をしていたのである。 虚偽の記載というと「虚偽スレスレ?」と思ってしまう例もある。特技の欄に「コンピュータ」と書いている人に「あなたの使っているコンピュータのOSは何ですか?」と聞いてまともに答えられない人は要注意だ!中には、ポス式のレジスターを使えたりするだけで「コンピュータできます」と書いた人が何人かいた。また、コンピュータ・ゲームが得意なので「コンピュータできます」と言ってのけた猛者もいた。 勤務時間も駆け引きの重要なポイントである。私の診療所では、スタッフは朝8時30分に出勤することになっている。ところが「子供を保育所に預けるので9時前の出勤はムリです」と、ほとんどの母子家庭のお母さんは言う。「どうしても8時30分はムリですか?」と聞くと「保育所が早くから預かってくれればいいのですが・・」などともっともらしいセリフをいう。しかし、私の診療所から数分の所にある公営の保育所は朝8時から預かってくれる。さらに、過疎が進んでいるため申し込んだ翌日からすぐに通所できる。 都会のように「就職が決まってから順番待ち」なんていうことはこの町ではほとんどない。つまり、準備の忙しい時間はパスなのである。同様な理由で「後半から終業まで」というパターンも嫌われる。理由はさまざまだが「最終の列車に間に合わないからダメ」といった人がいたが、外を見るとその人の車がしっかり駐車場に停まっていたりなんかする。 職歴もよく調べると相当怪しい。「一身上の理由で退職」という会社に連絡すると「懲戒免職または諭旨免職」の例が結構ある。しかも、最近では在職期間をゴマかす例が増えてきた。つまり、ボーナスをもらってすぐ辞めているのに、期末まで勤めたことにするのである。しかし、最近は新手の退職理由も出てきた。「会社が倒産により退職」である。特に、遠方の会社によく使われる手である。その会社の人事課に電話すると「また、ウチの会社が元社員に倒産させられましたね!」と笑って答えるのである。まさか倒産した会社まで調べはしないだろうと思うが、経営者はそう甘くないのである。 ある意味でこっけいな戦いは今日も続くのである。 |
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| <2004.1.7> |
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