僻地に生きる歯科医
新しいコンセプトは誰が作るの?
ょっとした用事があり四国へ行って来た。私は飛行機があまり好きではないので夜行列車で行った。鉄道ファンの方ならもうどの列車で行ったかはお分かりかと思うが、東京発22:00のサンライズ瀬戸号(高松行き)である。

の列車はある意味で以前の夜行列車とは全く異なったコンセプトで作っている。まず一部の個室以外すべて禁煙なのである。ロビーコーナーにも灰皿がない。そして車内では酒類が一切置いていないのである。いわばほとんど禁酒・禁煙の夜行列車なのである。かつては夜行列車では酒を飲むのが当たり前で、見知らぬ乗客同士が杯を交えることなどはごく自然にあったものだ。そういうわけだから若い女の子は少なかったような気がする。

ればかりではない、各個室にはパソコン利用者を意識した電源もあるし、女性を意識してかシャワー室もある。また寝台ではないが足を伸ばして横になれる車両はカプセルホテルのような配置をしている。いずれも以前の寝台とはかなり違ったイメージになっている。


々の世界も医療従事者主体から患者さん主体となってきているが、どうも患者さんのワガママに流されているような感じがしてならない。皆さんの診療所では遅刻やキャンセルの常習者はどう対応しているだろうか?また、診療室中走りまわっている子供やそれを止めない保護者にどう対応しているだろうか?ひょっとしてナアナアにして、物を言わない他の患者さんに迷惑をかけているだけではないだろうか?また、患者さんのわがままや非常識を放っておく(容認する?)ことを患者さん主体の医療とどこか勘違いしているのでは?と思うことが最近時々あった。

かに患者さんの意見に耳を傾けることは大切だ、しかし患者さんが常に正しいとはかぎらない。新しいコンセプトができる前に我々がリードしないと患者さんは迷うばかりだ。これは患者さん、我々双方にとって不幸なことである。
<2003.6.6>

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