今年も保険点数が改へん?
年も、4年に一度の社会保険点数の改正(見直し)が4月に行われます。
毎回考えるのが、もっとシンプルにならないかということ。以前にこのコラムに書いたのですが、3月末日までは普通に保険内で可能であった治療が、一夜明けるとできなくなったりしてしまいます。

うすると、そのまま治療は継続して保険算定はできなくなるので、『サービス』とか『原価で』治療を継続しなければならなくなるのです。国民総医療費の総額から、「お医者さんにはこの位、歯医者さんにはこの位、他にはこの位」という中で、「この治療は削減、この処置は新規に取り入れ」というような決まり方ですから、今年は、どんな『びっくり箱』が開けられることでしょうか。あまり、びっくりしたくないのですが。

ずれにしても、毎回そんなには期待していません。日本の破綻寸前の(一部では、すでに破綻していると言われている)保険医療財政では、そんな財源は無理でしょう。先日の道路特定財源に関する国会審議で、「道路を造るなら医療を」という議員の先生もいらっしゃいました。医療への財源を削って、患者、医療従事者をないがしろにする一方で、より良質な医療を望むというのは到底無理です。
「医療はサービス業だ。診療時間は長くしろ。休むな、もっと仕事しろ。患者のニーズに合わせて設備を新しくしろ。給料はアップなし。ボーナスは我慢しろ....」そんな強要をしたら、医療を生業とする人々はいなくなってしまうでしょう。

タッフにも常日頃話しているのですが、医療従事者というのは、外から見るより辛く、厳しいもの。さらに厳しくなってしまったら、どうなることやら心配です。自分の生活、健康あっての他人様の健康ですもの。

の処置はどのくらいの時間がかかって、これくらいの経費がかかるかというデータに基づいた、単純明快かつ不変な保険診療システムができることをいつも願っています。だから、がっかりもビックリもしたくありません。

Dr.こみのEメールdental@wahaha.gr.jp

<2008.2.13>

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