私の医院のある葛飾区を始め、都内のいくつかの区では、この4月から、今まで行なわれて来た小学校入学前までの医療費自己負担金の全額補助(窓口負担金が無料で受診できる事)がさらに拡充され、中学校卒業までの義務教育期間中の自己負担がなくなります。(もちろん、全国的にみれば目新しい事ではないのかもしれませんが)保険診療の自己負担が家計を圧迫しているので、それを解消しようとするのが目標のようです。
歯科に関しては、治療を主体とする歯科医療は、予防歯科を推進している医院にとっては過去のものです。何回か書かせていただきましたが、今の健康保険システムでは(特に歯科では)削って治した方が医院の経営にはプラスになってしまいます。負担金がかからないので患者さんの出費も考えずに、まだ小さなむし歯もどんどん削ってドンドン詰めたり、被せたり。予防をしないから、中学卒業までにその歯は、何回も再治療。放っておくよりもどんどん悪くなる。学校教育の現場では、予防歯科教育をするのが難しいようです。 我々、歯科医ががんばるしかないようです。歯を削るからにはしっかりと「なぜ、そうなったのか」「どうすれば再びこうならないのか」をしっかり説明してくれる歯科医の先生が少しでも増えてくれる事を祈っています。それが歯科医の良心ではないでしょうか?医療費自己負担金の全額補助が、前回の保険改正に加えての予防歯科の荒廃にならないようにと思っています。 Dr.こみのEメール:dental@wahaha.gr.jp |
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| <2007.3.8> |
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