今年もまた、毎日々々、来週、再来週、何ヵ月後までの患者さまのご予約を決め、週のうち何日かは、毎週開催される委員会や月ごとに開催される歯科医師会などの定例会議に出席し、毎月期日には保険請求をまとめ、なおかつ趣味でその折々の釣行をしている私です。 昨年は、「年末年始の区切りは、人間が勝手に決めた節目ですから......。残念!」と文を結ばせていただきましたが、やはり12月ともなると振り返る事が多くなってしまいます。お酉様、煤払い、元朝参り、初詣……日本人のDNAにしみ込んでいるのでしょうか?四季の移り変わりのある我が国には、それぞれの季節に相応しい行事が似合います。色々な考えが乱立する現代、阿部総理の書いた『美しい国へ』ではないけれども、新しい価値観も取り入れつつ古くからの価値観も否定せずに大切にするべきなのかもしれません。 さて、歯科医療界の今年はどうだったでしょうか?あまり話題にも出なくなってしまいましたが、一昨年の自民党へのヤミ献金問題から端を発した逆風とも言える4月の保険改正が行なわれ、嘆き叫ぶ先生方。国民健康保険というレールの上では、従わざるを得ません。頑張るしかありません。嘆き悲しむのは止めましょう。何にもなりませんから。どうすれば良いか、その対策を考えましょう。 考えてみれば、昭和時代半ばの歯科医師不足の時代からはじまり、歯科大学の設立ラッシュ。そして今になって、増えすぎたから減らそうという歯科医師の需給問題。近所の商店街を見てください。コンビニエンス・ストアがどんどん増えたかと思うと、今では閉店も増えています。なんの商売でも事業でも、流行って来たなと思った時はすでに飽和状態に近いのだとよく言われます。歯科医院も全く同じだと思います。最近の苦しく厳しい状況は、目先の収入ばかりを考えていた歯科医療界へのしっぺ返しなのかも知れません。 4月の保険改正で新たに決まった、明細つき領収書の発行をはじめ、各種の点数が上がらないこと、出す手間が大変だと言われている各種の情報提供文書など、文句を言えば切り無いことも、説明から始まり文書提供までしっかり行なえば、通院してくださる患者さんのためになります。初めは面倒と感じるかもしれない文書提供も、結果的にはきっと自院のためになるに違いありません。お仕着せをそのまま利用するだけでなく、その情報提供の効率化や文書スタイルを工夫することは、それぞれの医院の努力だと思います。 「やるっきゃない(ちょっと古いフレーズですが)!」のです。嘆き騒いで天を仰いでも何にも前進しませんヨ、歯科界の皆様………。 Dr.こみのEメール:dental@wahaha.gr.jp |
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| <2006.12.8> |
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