かかりつけ歯科医?いきつけ歯科医?おかかえ歯医者?
近提案されている厚生労働省をはじめとする医療政策(医科でも歯科でも)のひとつに「かかりつけ」推進事業というのがあります。これは、簡単に言えば 健診をはじめとして一次医療機関(一般開業医)と密な関係を築いて予防、早期発見を目指そうとするものだと思います。

かし、実際はどうかというと、我慢を重ね?機会を逃し?ひどい状態にまでなってしまい、覚悟を決めて医院の扉を開ける方が多いのも現状です。こんな場面に我々は『歯とお口の健康を守る』使命感からか「こんなにひどくなるまで放っておいて…云々…」とか「痛い時だけ来ても…云々…」と言いがちです。でも 患者さんは、まさに『清水の舞台』から飛び下りる覚悟で来たんですから、その心理まで汲み取ってあげなければいけないんでしょうね。きっと。

「なっちゃった」、「できちゃった」、「こうなっちゃった」というのは 何がしかの原因があっての結果なのだから「どうしてそうなってしまったのか」をお話して、「今できる事は何なのか」、「しなければいけないものは何なのか」、「これからどうすれば良いのかを」冷静にお話しなければいけないんだと思います。また、理想的な治療をしないと言うのも患者さん一人一人の価値観、健康観、財政事情もある訳ですから『インフォームド・コンセント』、『インフォームド・チョイス』する上で選択肢の一つのではないかと思います。根っからの医者嫌い、怖がりの方もいるのですから「放置しておくと今後どうなるのか」「予防しないでいるとどうなるのか」をお話した上で「何かあった時来てもらうのも選択肢の一つのではないかと思うのです。

こで 似ているようで違う三種類の医師をまとめてみました。
あなたと通っている医院は果たしてどれでしょうか?

○かかりつけ歯科医: 常日頃から歯とお口の健康を守るために世話になっている先生。積極的な予防の為には必要不可欠。見つからない人は、すぐにでも探しましょう。
○いきつけ歯科医: 何かトラブルがあった時、困ったときに診てもらう先生。『緊急事態』にかぎって休診だったり、混んでいて十分に治療できなくても御理解下さい。
○おかかえ医: あそこの先生に私の口を診せてやっている気分。親戚、縁者、ちょっとした知り合いが多くなりがち。
<2003.10.1>

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