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インドネシアの歯科医院

 2003年12月に私たちは、家具の発注でインドネシアに行ってきました。訪れたのはインドネシア第2の都市スラバヤ。人口220万人の大都市です。商業都市としての性格が強く、日本からも多くの企業が進出している都市です。中心部には超高層ビルも建っており、一流のホテルも立地しています。
 インドネシアの歯科医院はどのようになっているか。そんな興味から少ない時間の中で歯科医院を捜してみました。最初は、他の国でもそうだったように歯の絵の看板を捜しました。しかしなかなか見つかりません。そこで現地の日本人ガイドの方に聞いてみました。するとその方もほとんど見たことがないということです。訪問先の現地の方に伺うと、あるにはあるがだいぶ遠くまで行かなければならないという答えです。そこに行くには車で1時間ほど遠回りをしないといけないということです。お話を伺うと、知っている人に連れて行ってもらわなければ判らないほど、普通の商店のような所で治療をしているとのことです。どうやらスラバヤでは、歯科医院は相当に珍しい存在らしいのです。それは歯科医院だけでなく、他のクリニックにもあてはまるようです。街を見ても、ほとんどそれらしい施設を見ることができません。
 地図には総合病院が載っていますから、病院がないわけではないと思います。しかし、日本人ガイドの方に伺うと、インドネシアでは医療機関が少ないため、日本人や華僑の人は、風邪をひいてもシンガポールまで行って治療を受けるそうです。改めて日本が医療施設に恵まれていることを実感しました。
 そして2004年3月、私たちは2度目のインドネシア旅行に行きました。今回は前回注文した家具の検品です。

●モダンなアジア家具
 私たちがインドネシアで家具を発注することになったのは、設計させていただいたインターネットカフェを、モダンなアジアンテイストで作ろうということになったからです。いろいろなご縁もあり、直接現地で注文・製作しようとトントンと話が進み、急遽、インドネシアに行ったのが昨年の12月。その後、見積に1ヵ月、製作に2ヵ月かかり、ようやく3月上旬に製品が出来上がったのです。
 右の写真は、今回注文した家具の一部で、工場で撮影したものです。インドネシアでは、最近、ウォーターヒヤシンスやシーグラス、バナナなどの自然素材を使った家具を作りはじめました。もともとは水辺の害草だったり、廃棄物としてやっかいもの扱いだったのですが、それを活用し、モダンなデザインで売り出したところ、環境意識の高いヨーロッパで人気を呼んでいるそうです。日本ではまだまだ少ないですが、アジア家具の店などではときおり見かけるようになってきました。
 インドネシアでは熱帯雨林の伐採などで、日本や欧米諸国がその環境に大きな傷跡を残してしまいました。今では計画的な植林など、少しずつ環境改善のとりくみが始まっています。これらの家具を購入することが、インドネシアの環境への貢献にもなると考え、購入することにしたのです。
 椅子やソファは現地のメーカーの製品を私共でアレンジしたもの。スツールとテーブルは私共のオリジナルです。今回注文して判ったのは、既製品は安いのですが、特注をするとやや高いことです。写真の椅子の貼り布は、インドネシア特産のバティックを使うというアイデアを出し、赤い生地見本まで提出して選んでもらったのですが、こちらの希望とは全く違った生地となってしまいました。コミュニケ−ションの難しさを痛感しました。
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