 |
紅葉にはちょっと早いけれど、暑くもなく寒くもない、気持ちのいい秋空が広がる京都。お昼前、新幹線の駅を降りて、タクシーで四条まで。ホテルでチェックインを済ませたら、ラウンジでゆっくりお茶を飲みながら、これからの予定に思いを馳せて…。なぁんてね。一度でいいからそんな優雅な旅をしてみたいもんだ、と思いつつ、なにせ生まれついての貧乏性。旅先でものんびりリゾートというより、一日めいっぱい動き回ってしまう私。とりわけ京都の旅は、訪れるごとに過速度を増して忙しくなってしまいます。なにせ見て回りたいところ、胃袋におさめておきたいもの、食卓に補充しなければならない食材が、どんどん増えてしまうからなのです。
今回、旅立ちの朝は4時起床。しょぼしょぼの目をこすりつつ6時台ののぞみに飛び乗り、うつらうつらしているうちに、早くも9時には京都着。とりあえずホテルに荷物を預け、まずは北の天満宮へぴゅん!お目当ては、月に1回開かれる骨董市です。実は京都の骨董市はこれが初体験。ワクワクしながらたどり着いた社には、器のみならず、古着から食べ物の屋台までぎっしりです。入り口のあたり、おばあちゃんが広げている京漬け物の屋台で早くも釘付けになりそうな私。連れにそでを引っ張られ、人混みをかき分けて進むと、まぁ、お財布のひもがゆるくなりっぱなしになりそうないいもんがあるわあるわ。軽口をたたきながら器を値切り、赤ちゃんのほっぺみたいなふるんふるんのわらび餅を堪能し、しょうゆのしっかりきいたおいしいちりめん山椒はお土産に。
翌朝はイノダコーヒーで朝食をとり、京の台所錦市場へいざいざ。
錦で私が必ず立ち寄るのが打田というお漬け物屋さん。ここの柴漬けは赤いのと白いのがあるのですが、どちらも酸味がほどよく、パリッパリとした歯ごたえが絶品!お次は四寅という八百屋さんへ足をのばします。本当は新鮮な京野菜を仕入れたいところですが、東京までしょっていくのはさすがに無理。ここでは白みそを買います。以前は白みそというと、やたらと甘いという印象しかなかったのですが、東京から京都に嫁いだ方に「ここで売っている山利の白みそは、関東の人間にも絶対気に入ってもらえる」と薦められて試したみたら、ホントにおいしくてびっくり。糀がしっかりきいていて、甘みもほんのり。これからの季節、このおみそで作る大根のみそ汁といったらそれはもう!
あとはぶらぶらと流して、季節の味をちょっとずつ。と、このあたりで荷物はかなりいっぱいいっぱい。すでにいくつもぶら下がったビニール袋で、手がジンジンとしびれるほど。できることなら、たっぷり脂ののった鯖ずしや、東京でもちょっとお目にかかれない絶品のモンブランも買いたかった!くぅ〜っ。でもこれはまた次回のお楽しみ。おおきに、京都。次回も忙しい旅になりそう。
|
 |