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| Vol.17-1999.9 |
| 来春から介護保険制度の施行が予定され、連日テレビや新聞などで大きく報道されています。宮城県では「日本一の福祉先進県に」を旗印に、全国で初めて市町村のデイサービスセンターで、在宅高齢者を対象にした巡回歯科診療が実施されています。その背景には「口腔衛生・咀嚼機能維持による健康維持。また痴呆症や寝たきり防止」を挙げています。今回は『敬老の日』を前に高齢者の食について調べてみました。 |
味を感じるのは口の中(または舌)と思っていませんか!? 実は味を判断しているのは脳なのです。その仕組みは、口の中の味蕾(みらい)という味細胞が、味覚(塩味・酸味・甘味・苦味等)キャッチして味覚神経に信号を送り、大脳へ伝えることにより味を感じることができるのです。味細胞は常時再生されますが、老化によって味細胞の量が減少することもあるようです。再生には亜鉛原子を含む酵素が必要となるので亜鉛が不足すると再生がうまくいかなくなり味覚障害が起こります。この他にも薬の副作用などで味覚障害は起こります。亜鉛を多く含む食品を心がけて摂り、美味しく食事を頂いて脳を刺激し、健康になる。一石三鳥の効果です。 |
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| 味彩通信初回の「食べることの楽しさを教えてくれた祖母」も86歳になりました。震災で焼けた家も出来上がり、もぱっらの楽しみは食べること。時には、弱った足と曲がった腰で介護車をおして散歩にでかけ、一人で近くの喫茶店へコーヒーやケーキを食べにでかけるそうです。いくつになっても「好きなものを自分の好きな時に食べられる」という事は喜びであり、それが生きがいにもつながるのだと感じました。 |
| 参考文献:月刊「厚生」7月号、月刊「歯医者さんの待合室」6月号、文園社「60歳からの自分で作る食事と献立」、「痴呆症・医療情報公開のホームページ」 |
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